色の効果を企業も注目している?

2020.11.24 (火)

私たちは色の効果をふだんから使っています。
知らず知らずのうちに、意識しないで色の力を使っています。

赤と青を比較して、体感温度が違うというコラム、時間の感じ方が違うというコラム、味の感じ方が違うというコラムを書いてます。
色の持つ波長のちがいで、心拍数が変わったり、暑く感じたり涼しく感じたりするので、その効果をうまく使うと、いつも快適に過ごすことができるのではないかな、と思います。
さて、今回は、店舗のカラーについて。
色の効果で、店舗の集客に食べ物、飲み物の味が変わってくるということが実証されています。
外食産業は暖色系の色を使った看板や、内装が多いのですが、暖色系は食欲を湧かせる色です。そして楽しいというイメージがあるので、家族団らんの時間を過ごすことができると色から想像が広がります。
ファミリーレストランで良くオレンジを見かけますが、みんなで楽しく食事をするというイメージにぴったりだからです。
 
企業カラーは私見ですが、青や紺が多いように感じています。街の中で会社のロゴや看板の色を眺めてみてください。
青は「信用」の色です。冷静で、信頼できる。また忠実を表す色です。規則を守る、まじめで従順な気質をもった日本人は青、紺を好む人が多いといいます。ビジネススーツの色は紺(あるいはグレー)が主流ですが、これはビジネスで一番重要な「信頼」を表現しているのです。
私が勤めていたアパレル会社のロゴも紺でした。日本企業の紺色のロゴを集めてみました。


VISAやフォード、フォルクスワーゲン、GAPなどのロゴも紺です。
 
ちなみに、紺色は信用があるけどつまらないとか面白味がないということではありません。青、紺色には、内向的である、意識が自分の意識へと向かう傾向があるという意味を持つのですが、これは想像力が豊かであるという性質があります。ですので、青を好むひとの気質として、作家や画家など文化、芸術の才能に恵まれる傾向があるといわれています。
 
ステキな色ですよね。いろいろな思いを込めてロゴの色が決められます。
あなたの身近な企業のロゴは何色ですか?

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