色は私たちの生活に、古代から現代に至るまで、非常に密接に関わり合いを持っています。色それぞれが意味合いを持っています。色の持つ意味はたいへん奥深くて、現代では、心理療法にも生かされています。
今回は、コーラルピンクの持つ意味合いについて、記載していきます。
コーラルピンクは、「母性」を象徴する色です。協調性、育てる、共存共栄がキーワードです。これは例えば、子どもを育てていく。またはペットを育てる。観葉植物の世話をする、など愛を持って自分以外のなにかに世話を焼くことができる人です。
コーラルピンクが好きな人、もしくは選ぶ人は、家族や仲間を大切にする、愛情深い人と言えます。朗らかでやさしい人で、人に安心感を与えるとも言われています。
周りの人を大切にして、惜しみない愛情をかけることができる、その反面でその愛情が行き過ぎると、依存することにつながる傾向があります。
ピンク色に少し黄色を混ぜると珊瑚の色(コーラルピンク)になります。コーラルピンクはピンク色と同様に、自分の存在の主張や自分を見て愛してほしいという傾向が強くでることがあるかもしれません。もしも、毎日の子育てでイライラしているときや、優しい気持ちになりたいときは、ローズクオーツや珊瑚を身近に持つなどして、コーラルピンクの色の力を借りるのも良いと思います。
コーラルピンクは、ピンクと同じで自己受容がテーマですが、ピンクの側面に加えて混じっている「黄色」の持つ意味合いが加わります。それは、自我が芽生えて発達するということで、自分を愛する知恵を身に着けていくことができるでしょう。自分の価値を上げるための努力をしていくことで、さらに魅力が増していくことができます。