自分にはなんの強みもない、わけはない

2019.02.28 (木)

なにか書類記入の必要ががあったとして。それが自分の経歴とか特技とかスキルとか、そういった類のことを記入しなければならないものに出くわして、困ったことってありませんか?

私は最近のことなのですが。とあるシステムに登録するにあたってのこと。自己紹介ページをしっかりと書き込むことで充実させるようにと助言を受けまして、項目を埋めようとシートをどんどん開いていくのですが、なんということか何も書き始めることができませんでした。どの項目も、書けることがない!人に自慢できるような仕事とかしていないし。
他人のページを開いてどんな書き方をしているか見てみるのですが、結構ちゃんと埋めているなぁ。人の自己紹介を何人分も見たのですが、それで自分のページが書けるようになったかと言えば、違いました。何も書けることがない、と落ち込むという結果になりました。
結論から言えば、自己紹介ページへの書き込みは完了することができました。どうやって、その結果になったのか。それがテーマなのですが、自分の強みはやってきたことを書き出すことで思い出すことができるのです。自分の履歴を思い出して書き出していくこと、つまり一般に言う「職務経歴書」のようなものを作ることで解決できました。自分がやってきた仕事、業務内容を細かく書き出していって、最後現在のところまで見てみると、繋がっているんですよね。
過去にやってきたことをじっくり見返していくと、なんだか他人の歴史を見ているような気分になります。これが俯瞰というものなのでしょう。自分のことを他人のこととして捉えると、つまり客観視できると、なんだかこの人はこの仕事のことも知っているし、こんな仕事も経験している。ちゃんとやってきたじゃないの、と思えるようになってくるのです。
この自分史「職務経歴書」を書き出したことで、私は自分の経験してきたことに対してそれ自体が強みだと認識することができました。
また、新しい発見もありました。現在やっていることをしっかりと正当に評価できるということです。やってきた軌跡の中に現在の手掛けていることがかくれていて、だから今こうしているのだと納得できます。逆に言えば、ピアノを弾いたことがない人が急にピアニストを目指したりしないのです。
ですので、自分の強みが何か迷った方と、自分がこれから何をしたいのかわからない、という方は、ぜひ自分が取り組んできたことを振り返ってみてください。ポイントは、紙に書き出すことです。紙に文字を書くこととパソコンに打ち込むことでは効果が変わるようです。紙にペンで書き出すことで脳に刺激を与えるそうです。
ぜひ、やってみてくださいね。

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