ライティングをするなら目指したい!辛酸なめ子さんの着眼点

2018.11.24 (土)

辛酸なめ子さんのお話を聞く機会がありました。
辛酸なめ子さんは、漫画家、コラムニストです。独自の視点でちょっとだけ毒を吐きながら、それでも人を傷つけることなく、コミカルでちょっとシニカルなコラムを書かれます。女性に大人気で、多くの女性誌でのコラム執筆や週刊文春に13年連載を持っていたという日本を代表するモノカキさんであります。

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この日、辛酸さんは風邪をひいて熱をだし、体調が悪い中で時間を取ってくれました。

取材の現場を共にした編集者の方が、質問をしてそれに応える対談形式でした。その中で、辛酸さんはものすごい量のメモを取って、そしてデジカメで写真を撮っています。カメラマンが同行しているので写真はいいですよと言っても、デジカメは忘れない。自分の執筆のためのメモになって、とても役立っているそうです。これは取材をしてコラムを書きたいライターの方には真似していくべき点ですね。

その取材の日、夜の9時ごろに東京駅に着き、そこで辛酸さんと分かれて、編集者は会社に戻ったそうです。すると11時ごろには、原稿が出来上がり送られてきたそうです。納品は1週間後でお願いしますと言って、分かれたばかりなのに、原稿がすぐに上がってくる。これは編集側、依頼者にとってとても嬉しいことのようです。納期に間に合うという観点でいえば、次に日でも最終日でもいいのです。でも先に先に進めていく。辛酸さんのその姿勢が信頼を集めている1点であるといえるようです。

辛酸さん曰く、すぐに書くことが見た時の感動や興奮が温まっているので、その熱量を持って書きたいというのもあるそうです。文章にしなくとも、キーワードだけ羅列しておくとあったかいままの温度が保てるそうです。その日のうちに、活字に落とし込んでいくことがとても大事。

編集者の方が言っていたのは、長年かけて今の辛酸さんが出来ている。すぐに辛酸さんにはなれないが、その心がけは見習って取り入れていくことが、自分の成長を助けるのではないかということです。

事前のリサーチもしっかりして、メモを取り、画像を押さえて、すぐに書き始める。そんなことをしっかりと真似してコラムを書いていこうと思います。

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