スタイリストと整理収納には、共通項がある 

2017.04.25 (火)

私は、長年アパレルメーカーに勤めていて、洋服に関わって仕事をしてきました。その経験をもとに、現在は独立してカラーコンサルタント、スタイリストをしております。

個人のお客様へのメニューには「パーソナルカラー診断」「骨格スタイル診断」があります。
色のついた生地見本を使ったパーソナルカラー診断により、お客様に似合う色とその使い方を、また、関節などの特徴やその上についている筋肉や脂肪の特徴を見る骨格スタイル診断で、お客様に似合うスタイリングとその取り入れ方をお伝えしています。この診断を通してお客様は「似合う」ものを知って、ご自分で「似合う」という切り口で洋服を選ぶことができるようになります。
「似合う」を、お洋服を購入する時の判断基準の1つとして利用してもらえれば、だんだんと無駄なお買い物は減っていき、より良質なものや似合うものを選ぶようになります。
つまり、着ない服、活躍しない服がなくなっていくのです。無駄金も減り、家計も助かります。
クローゼットは似合う服、価値のある服に占められてすっきりするという効果もあります。
 
以前にパーソナルカラー診断を受けられたお客様から、「骨格スタイル診断」を申込いただき、先日セッションをして参りました。
そのお客様は「整理収納」のお仕事をしていて、お客様にお片付けのアドバイスをされています。
そのお仕事の内容を伺っていると、ただの掃除、整理整頓、とはどうも違うように思いました。
トトノエトトノウのオオタニさんは、片付けの先にあるココロの整理に導くお仕事をしているんだなと思います。
「洋服が片付けられない」。
オオタニさんのお客様は、お片付けが苦手な方です。お客様それぞれに、片付けられない理由があるでしょう。
・安いから買ってみたものの、使い方がわからない、似合わない。
・結局一度も袖を通すことない。それでも新品同様で、捨てるのはもったいないから処分できない。
・販売する、人に譲る、こともなんだか、いつか使うような気がして手元に置いておきたい。
いま、クローゼットが「使わないもの」に占領されて溢れているならば、まず、「要るのか、要らないのか」を判断する。
そして「要るもの」をいつも同じ場所に収納するようにする。
すると、いつもクローゼットの中のものがどこにあるか探せるので、取り出すのが楽。そして片付けるのも楽。毎日の生活が、本当に楽になるとのこと。
この動作の中にある「要る・要らない」の判断がとても大変で、トトノエトトノウでは、ここから
一緒に進めてくださるそうです。
 
なるほど。これは、お客様のお洋服に対する、私のファッションの切り口とはまったく違う側面からのアプローチです。
けれどもそのサービスの効果は、お客様の中にある、同じところに届くような気がします。

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