ところで、何歳まで働きたいですか?

2018.06.16 (土)

人生は80年と言われていたように記憶していますが、平均寿命が85歳を超えている現在においては、少しズレが生じてきたように感じます。

人生は今、100年と言われています。
もちろん、健康を保って100年を生きていくことが大切ですので、健康管理を十分に、動ける身体を保つ努力は最低限必要という認識でいます。

人生が100年であるとすると、伸びた時間をどのように過ごしていくのか、をしっかりと考えてみる必要が出てきますね。

でも、何を考えてみれば良いのか、想像もできないしわからない、と感じる方も多いかもしれません。そんな場合は、がちがちに考えてみる前に、ぼーっと想像してみると良いでしょう。長くなった人生は20年です。20年というと、ひと仕事できそうな時間ですね。
 
以前に読んだ、時間の使い方についてどなたか女性の方が書いていたのですが、人生の初めの30年は、学びの時間(知識も仕事も教わって自分のものに取り入れていく時間)、次の30年は家族のための時間(妻として母としてもしくは嫁として)、60歳からが自分の時間、と人生を3分割にして、自分の目指す姿を描いて実践してきたという内容の記事で、私はなんだか妙に納得しました。
納得して、今も心に残っているのですが、すこし苦い感情も合わせて感じたことも覚えています。こんな風に人生を組み立てていくことを、若いころの私は、ちょっとずる賢いように感じていて、少し嫌な感情を持ってしまう変な癖がありました。
しばらくしてからある本に出合いました。著者のちきりんさんは有名なブロガーです。20年間バリバリと金融機関で働いていたそうですが、人生二毛作として、20年しっかりと働いた。これからの20年はもっと違う働き方をしよう、と退職して、自分のペースでの仕事をしているそうです。

このことが書いてある本を読んだ翌年に、私も会社を辞めるのですが、なんだか、自分の人生を自分で計画して組み立てていくことは別に汚いことでもないし、ダメなことでもないし、人に迷惑をかけないのであれば、OKなんだと、この本を読んで、やっと思うことが出来たからなのかもしれません。
さて、人生は100年になりましたので、定年まで、しっかりと勤めあげて、65歳。ここからのスタートで、十分に時間はあります。でも、何も考えていないと65歳になりました、さあ次に!とは動けないものです。
人生100年までの区切り方は、人によって今の年齢やいままでも経験から決まるものだと思うので、それぞれで良いのでしょう。100歳までの時間、100歳から遡って何をしていたいのかを思いめぐらせてみるのはどうでしょうか。

子どものころに諦めたこと(ピアノを習いたかった、とか)があるなら、チャンスですよね。
私は、75歳までしっかりと働くつもりです。そのあとは、朝は散歩して、ギター弾いてピアノ弾いて、時々お友達をお茶をしながらおしゃべりをして、美味しいものを食べに行って、楽しい時間を過ごしたいです。仕事は、少しだけ執筆業などを自分のペースでやっていきたいな。
あなたの想像する「未来の自分」は、何をどこで、誰としていますか?

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