パンツの幅が太いワイドパンツは、シーズンを問わずに大人気です。たっぷりと生地を使っているので動きに合わせて生地が揺れたりドレープがきれいに動いたりして、とてもエレガントな印象になります。動きやすいしきれいに見えるし、ほんとうに重宝するパンツのひとつです。
でも、このワイドパンツやガウチョパンツを履いた日には、ひとつ、気がかりなことがありませんか?そう。トイレ問題です。
ワイドパンツは、脚の太さよりも大きな筒で脚を覆っているので、脚にひっかかりがなくなります。ワイドなゆえにこんなことが起きます。それはトイレに入ったときのことです。座ったときに、パンツの裾がするっと落ちて、床についてしまうという現象が起きてしまうのです。
素材によっては裾からくるくると巻き上げてくることで、留まってくれることもあるのですが、テロっとした素材、トロみのある素材では、これは難しいです。裾からめくっても、すぐにするっとほどけてしまいます。
そこで、お勧めしたい方法が2つあります。
1つは、両端がマジックテープが付いているリボンのようなものが売られています。ふくらはぎのあたりでこのリボンの両端で輪っかを作って留めます。リボンの部分には
ゴムが入っていますので、伸縮性があります。これを使うことで、裾がずり落ちを防ぐことができます。
2つ目の方法は、ペチコートです。ワイドパンツ用のペチコートが販売されています。ずり落ち防止用につくられたもので、これをパンツの内側に着用しておき、座るときに裾からペチコートをくるくると巻き上げていくと、しっかりと留まってくれます。
どちらも、ワイドパンツは履きたいけれど、トイレが気になってしまうという方に、おすすめです。
私は髪を結ぶゴムを2つポケットに忍ばせておいて、このゴムを足首あたりに留めて、パンツが落ちてしまうのを防止するために利用することも多いのですが、いちいち靴を脱いだりするのが正直面倒です。
みなさんは他に良い方法をご存じでしょうか?知っていたらぜひ教えてくださいね。